事件概要

Ａ君は元彼女に対して、抵抗できないように押さえ付け、無理矢理姦淫したことで、後日逮捕されました。

弁護活動

　検察官に被害者の連絡先開示を求めましたが、被害者の意向で、電話連絡は拒否され、手紙の受け取りのみ、了承して頂くことが
できました。
　Ａ君に被害者宛の謝罪文を書いてもらい、被害者へ弁護士を通じて送付。また、今回のＡ君が起こした事件に向き合うため、カウンセラーを留置所まで呼び、Ａ君のカウンセリングを実施しました。以上の状況を検察官へ報告しました。
　Ａ君は勾留延長の最終日に不起訴となり、釈放されました。
　今回の事件で、被害者と示談交渉を行なうことは出来ませんでしたが、釈放後改めて被害者宛に、当職を通じＡ君、Ａ君の両親の謝罪文を送付し、同時にＡ君が家族とともに引っ越しをしたことを報告し、事件終了となりました。