事件概要

会社員のAさんは、会社の飲み会で、飲酒した後電車で帰宅。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　電車の車内で座った状態のまま、隣にいた女性のお尻を触ったことで現行犯逮捕されました。Ａさんは泥酔していたため、記憶が定かではありませんでしたが、触ったこと自体は認めていました。

弁護活動

勾留を判断する検察官へＡさんの家族の協力の下、釈放の申入書作成し、提出。申入れの主な内容は、Ａさんの身元を引受ける家族がいること、捜査期間中は通勤の路線を変え、被害者と接触をしないようにすること、今後も勤め先が雇用を約束していて、家族が生活を監督することから、逃亡のおそれがないことを記載し、Aさんの家族の上申書も併せて提出。

逮捕の翌日、検察官はAさんの勾留請求をせず、釈放。その後、被害者との示談が成立し、被害を取下げていただくことが出来たことで、Aさんは不起訴となり、元の生活に戻ることが出来ました。